ふるさと銀河線

昨年の10月に撮った写真です。ふるさと銀河線は昨日でその歴史に幕を閉じました。国鉄、JR時代そして第3セクター時代あわせて95年。長い年月にわたり、住民の足となってきました。今日からはバスが運行します。時代の流れとはいえ、鉄路のひとつの歴史が終わってしまうのは寂しいことです。私が小さい頃、この路線を走る列車はいつも混雑していました。特にお盆の頃に乗ったときは、座れないほどでした。そんな時代を懐かしく思い出します。
今はマイカーの時代です。けれど、車に頼ることの出来ない人たちがたくさんいます。そういう人たちのこれからの生活はどうなるのでしょう?夏はまだいいけれど、冬の厳しい寒さの中でバスはきちんと時間通りに運行できるのでしょうか?不安はたくさんあります。
時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、そこには割り切ることの出来ないものがあります。本当に寂しいです。

2006年4月21日

ゆこりん : 21:23 | コメント (5) | Diary


コメント

最後の運行、テレビのニュースで見ました。
車掌さん?が高校生の女の子と親しそうに言葉を交わしていました。
みんな、自分の子供みたいだと。
大切に思うもの、あったかいもの。
切り捨てなければ前に進めないのでしょうかねぇ、この国は。

投稿者 sketch : 2006年4月21日 22:53

私は乗ったことはないけれど、線路に近いので
よく見ていたよ。
知り合いの高校生の子も今日からバスで行ったようです。どうだったのかな?
やっぱり少し寂しい気がしますね。

投稿者 チョコ : 2006年4月21日 23:44

>sketchさん
みんな車を利用するほうが多くなって、乗客数が
減ったのが大きな原因なのですが・・・。
でも、車を利用できない人もたくさんいます。
結局はお金の問題・・・。
割り切れない気持ちがします。

>チョコさん
いつもウォーキングのときに見ていたよ。
ちょうどウォーキングの時間が列車の通る時間と
ぶつかるの。もっと写真を撮っておけばよかった。

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年4月22日 14:08

TVのニュースで見たけど
ゆこりんさんの所から近かったのね。
これは 一つの歴史だね。
儲からないものは さっさと切り捨て!
なんか腑に落ちないね。

投稿者 とあ : 2006年4月22日 14:50

>とあさん
複雑な思いがするよ。
でも、沿線自治体では毎年何千万もお金を出して
いたからね・・・。
その分税金が高くなったり、他のサービスが
削られたりしていたし。難しい問題だよね。

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年4月22日 15:59