第18回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が17日、東京都内のホテルで開かれ、三島賞は鹿島田真希氏の「六〇〇〇度の愛」(「新潮」2月号)に、山本賞は荻原浩氏の「明日の記憶」(光文社)と垣根涼介氏の「君たちに明日はない」(新潮社)に決まった。授賞式は6月24日午後5時から、東京・虎ノ門のホテルオークラで。(朝日新聞より)
(*^m^*) ムフッ 「明日の記憶」は私の五つ星です♪「君たちに明日はない」もよかったです。
「明日の記憶」はアルツハイマーがテーマです。「自分がもしこうなってしまったら?」読んでいてそういう恐怖がありました。自分が壊れていく・・・そういう気持を抱きつつ生きていくのは、私なら耐えられそうにありません。主人公の苦悩、家族のとまどい、とてもよく描かれていた作品です。